夕方、昇るまるい月を見た。
すべてが廻り続き、動き続けている。明日になれば日は昇る。
この光景は 何万年も変わることなく続いている。
この地球は宇宙空間をめぐる惑星だということを忘れていた。
変動を繰り返す地球にとって、千年に一度の出来事も特別なことではないだろう。
ここ茨城においてもかって袋田の滝が海だったという。
人として生まれ、80年ほど地球の一部としての生を、
どのように在るべきか問われていると思う。
あれもこれも から これで じゅうぶん でありたい
この足の下に 幸せがあるのだと
いまここに