いい本を図書館で見つけた。子育て中の俵万智さんの短歌とエッセー。写真も加わって読みやすい。
子育て中は何かと忙しいけれど、こんな感性で子供を見守れる母親ならいいなぁ~。天才に脱帽。
さくらさくら
さくら咲き始め咲き終わり
なにもなかったような公園
逆光に桜花びら流れつつ
感傷のうちにも木は育ちゆく
抱っことは 抱きあうことか
子の肩に顔うずめ子の匂いかぐとき
親は子を育てたと言うけれど
勝手に赤い畑のトマト
次の万智さんの歌を、いつもコメントを書いて下さるKさんにプレゼントします。
ぶらんこにうす青き風見ておりぬ
風と呼ばねば見えぬ何かを